屋根修理・屋根リフォーム工事
Re-roofing
屋根修理を考えられる際、部分補修では対応できない場合には屋根全体のリフォームをご検討いただくことになります。
屋根のリフォーム方法としては「葺き替え工事」「葺き直し工事」「屋根カバー工法」があります。屋根材の種類や劣化の状態などによってどれが一番最適なのか決まってきます。
お客様の屋根の状態は一軒一軒異なるため、良彩建装では診断をしてご希望をお伺いした上で、最適なプランをご提案いたします。それぞれの方法のメリットやデメリットも詳しくご説明いたします。
富田林市・河内長野市近郊で屋根修理・屋根リフォームをご検討中の方はぜひ一度良彩建装までご相談ください。
屋根リフォームの種類
TYPES
葺き替え工事 | 葺き替え工事 | カバー工法 | |
---|---|---|---|
既存の屋根材 | 撤去・交換 | 再利用 | 残して上から被せる |
下地材 | 補修もしくは交換 | 補修もしくは交換 | 残して上から被せる(既存の下地材・屋根材の上に防水シートを敷く) |
費用 | 高め(カバー工法の1.2~1.5倍) | 安い(下地だけ補修するため) | やや安い(撤去・処分代が抑えられる) |
期間 | 長い | 短い | 短い |
時期の目安 | 築30~40年目 | 築30~40年目 | 築30年目 |
可能な屋根材 | スレート屋根、金属屋根、瓦屋根 | 瓦屋根 | スレート屋根、金属屋根 |
耐震性 | 高い(金属屋根の場合軽くなる) | 低い(瓦屋根は重量があるため) | やや低い(既存の屋根材に被せるため重くなる) |
※下地材はカバー工法でも野地板を既存屋根の上に張り増しするなど屋根の状態によって異なります。
葺き替え工事
葺き替え工事は、既存の屋根をすべて撤去して新しく張り替える工事です。
上の屋根材だけでなく下の防水シートや野地板もすべて取り換えもしくは補修し、上から新しい屋根材で葺きます。最もリフォームの効果が高く、雨漏りなどの屋根のトラブルや経験劣化の問題を解消できます。
葺き替え工事のメリット
●屋根のトラブルが根本解決できて耐久性アップ
●軽い屋根への葺き替えで耐震性アップ
●屋根材を変えて屋根の美観回復
葺き替え工事のデメリット
●工事費用が高額になる
●工事期間が長い
●既存屋根がアスベストを含む場合は追加費用が発生
葺き直し工事
葺き直し工事とは瓦屋根でのみ行われる工事です。
現在の瓦屋根再利用するため一度撤去し、野地板・防水シートを交換・補修した後で、上から再度瓦を戻します。瓦屋根は丈夫で長持ちしますが、下地は瓦屋根よりも寿命が短いため補修・交換する必要があります。特に防水シートは雨を防ぐ大切な箇所なので放置すると雨が侵入し内部が腐食してしまいます。
葺き直し工事のメリット
●古い瓦を再利用するため工事費用が抑えられる
葺き替え工事のデメリット
●葺き直し工事が施工できるのは瓦屋根のみ
カバー工法(重ね葺き)
カバー工法は現在ある屋根の上から新しい下地材と防水シートを貼って新しい屋根材を被せる工法です。
既存の屋根の撤去費用が不要なため葺き替え工事よりも費用が安くなり工期も短くなります。しかし元の屋根の傷みがひどい場合や瓦屋根には施工できないなど制限もあります。さらに今後雨漏りが発生した場合、二重になった屋根を調査する必要があるため修理費用が高額になります。
カバー工法のメリット
●葺き替え工事よりも費用が抑えられる
●屋根が二重になるため遮音性や断熱性がアップ
●アスベストの撤去費用は不要
カバー工法のデメリット
●屋根が二重になるため屋根が重くなる
●今後の修理費用が高くなる
●痛みのひどい屋根や瓦屋根、一度カバー工法した屋根には施工できない
こんな屋根の症状に注意
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下記のような症状がでていたら、一度無料点検をご検討ください。
雨漏り
雨漏りは放置すると大変危険です。わずかなシミや大雨の時だけ発生するような場合でも、放置しておくとどんどん中に水が浸み込んできて建物の内部を傷めてしまいます。早めに点検・修理を受けることで大切な家を守り、修理費用も抑えることができます。
瓦の剥がれ
強風などで瓦が剥がれてしまった場合、一枚だけなら放置しておいても大丈夫かなと思われるかもしれませんが、放置してしまうとそこから雨水が内部に侵入してしまいます。瓦の種類によって適切な修理方法が異なるため専門業者にご依頼いただくのが安心確実です。
ひび割れや欠け
屋根材は新築時は硬くて丈夫ですが、年月が経つと表面を保護する塗膜が劣化し、雨水を吸って劣化していきます。そこに衝撃が加わるとひび割れや欠けが生じます。放置すると落下の危険や傷んだ箇所に雨水がたまりやすくなり劣化が早まるため早めの補修が必要です。
屋根は普段目に入らない場所ですが、日々雨風や紫外線に晒され続けながら大切な家を守っています。
屋根材にはそれぞれ耐用年数があり、それを過ぎると急速に劣化していきます。屋根材だけでなく雨樋や棟板金なども経年劣化や台風などによってダメージを受けることがあります。
雨漏りなどの被害が出てからはじめて異常に気付くことが多く、建物の内部まで被害が進行していた場合、工事費用が高額になってしまいます。
屋根のメンテナンスサイクルは約8~12年と言われています。これはこの年数でリフォームが必要というわけではなく、塗装や板金などに異常がないか点検する年数の目安です。
人の体と同じように定期的に診断を受けることが安心につながり、また気が付かないうちに内部まで被害が進行していたなどということを防ぐことができます。
屋根修理・屋根リフォームの施工実績
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