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築15年を超えたら要注意!屋根・外壁の劣化を早期発見する方法とは
2025/07/30
築15年を超えると、どのような建物でも屋根や外壁に経年劣化が生じてきます。
経年劣化を放置してしまうと、屋根や外壁の見た目が悪くなるだけでなく、雨漏りなどの深刻な被害につながってしまいます。
こうしたことを防ぐためには、新築時から、又は前回のメンテナンスから10年~15年を目途に、屋根や外壁の状態を点検し、早期に劣化症状を発見することが大切です。
この記事では、屋根、外壁の劣化をいち早く見つけるためのチェックポイントを紹介します。
屋根、外壁は築15年を超えると劣化が始まる
屋根、外壁は築15年を超えると劣化が始まります。
劣化の原因は様々ですが、一番大きいのは、屋根、外壁に使われている塗料の耐用年数が過ぎたことによるものです。
現在、建てる住宅のほとんどは、屋根材、外壁材に初期塗装が施されています。
初期塗装に使う塗料にも耐用年数があります。
おおむね、次のとおりです。
塗料 | 耐用年数 |
アクリル塗料 | 3年~6年 |
ウレタン塗料 | 7年~10年 |
シリコン塗料 | 10年~13年 |
フッ素塗料 | 15年~20年 |
このうち、屋根材、外壁材の初期塗装として一般的に使われているのが、シリコン塗装です。
フッ素塗料のような耐用年数の長い塗料が使われているのでない限り、築15年を超えると初期塗装に使った塗料の耐用年数が既に過ぎています。
塗料の塗膜には、屋根、外壁に使われている素材を保護する機能がありますが、耐用年数が過ぎるとその機能が失われてしまいます。
塗膜が劣化すると次は、屋根、外壁の素材そのものの劣化が進行してしまいます。
そうなる前に、塗膜の劣化の時点でメンテナンスを行うことが、建物を長持ちさせるために重要になります。
屋根、外壁の劣化を早期発見すべき理由
屋根、外壁の劣化はできる限り早く発見すべきです。
その理由は、屋根、外壁の劣化が深刻化した場合、メンテナンス費用や修理費用が高額になってしまうからです。
屋根、外壁の劣化が塗膜の劣化に留まり、屋根、外壁の素材にそれほどの傷みがない場合は、塗装工事だけで済ませることができます。
一方、塗膜の劣化だけでなく、屋根、外壁の素材自体も劣化している場合は、塗装工事をしても意味がありません。このような場合は、屋根、外壁の交換工事が必要です。
新しい建材の費用、廃材の処分費用、屋根、外壁の工事費用なども掛かってしまうため、塗装工事だけの場合と比べると、工事費用が高額になります。
屋根、外壁の劣化をいち早く見つけるためのチェックポイント
屋根、外壁の劣化をいち早く見つけるためには、普段から、屋根、外壁の状態をチェックしておくことが大切です。
屋根、外壁の次のような劣化症状を見つけた時は、早めにメンテナンスを行いましょう。
✅汚れが目立つようになった
屋根、外壁に汚れがある場合でも、シャワーなどで洗い流せば、きれいになります。
しかし、屋根、外壁の塗膜が劣化すると、洗っても汚れが落ちにくくなります。
汚れが落ちにくくなったと感じたら、塗り替えを検討すべき時期です。
✅色褪せてきた
屋根、外壁は経年劣化により色褪せてきます。
日々、紫外線によって、塗膜の表面にダメージが蓄積することで、徐々に退色が生じてきます。
色褪せてきたと分かる状態になると、屋根、外壁の塗膜が劣化し保護機能が失われているので、塗り替えを検討すべきです。
✅コケ、藻、カビが付着している
屋根、外壁の塗膜が劣化して、防水機能が低下すると、コケ、藻、カビが付着するようになります。
コケ、藻、カビは、放置すると根を張ってしまうため、見つけたら早めに洗い流しましょう。
洗っても、コケ、藻、カビのこびりつきが落ちない場合は、屋根や外壁の素材に根付いてしまっている証拠です。
ひどい場合は塗装だけではメンテナンスできないこともあるので、早めに専門業者に見てもらいましょう。
✅チョーキング(白亜化現象)が発生している
チョーキング(白亜化現象)とは、外壁に触れた時に、手の平にチョークの粉のようなものが付く現象です。
屋根、外壁の塗膜は、経年劣化によって分解されていきます。すると、塗膜に含まれていた顔料が外壁の表に出てきて、手で触れた時に粉となって付着するわけです。
屋根、外壁の塗膜が削れているのと同じなので、早めに塗り直しを行う必要があります。
✅コーキング(シーリング)の劣化
コーキング(シーリング)とは、外壁材と外壁材の隙間、外壁とサッシの隙間などに充填されているゴム状の物質のことです。目地とも呼ばれています。
コーキングは、施工当初はゴムのように柔軟性がありますが、経年劣化すると、ひび割れたり、隙間が生じたり、剥離するといった劣化症状が生じてしまいます。
隙間が生じるとその隙間から雨水が染み込んでしまい、雨漏りにつながってしまいます。
そのため、コーキングの劣化が確認された時は、古いコーキングを剥がし、新しいコーキングを充填する打ち替え(打ち直し)工事が必要になります。
なお、コーキング(シーリング)は、屋根、外壁の塗膜よりも耐用年数が短く、5年〜10年のものがほとんどです。
築15年を超えている場合、コーキングはかなり傷んでいるはずです。
錆が発生している
屋根、外壁が金属素材の場合に注意したいのが、金属に錆が生じることです。
現在の金属屋根や金属系サイディングは、錆びにくいガルバリウム鋼板を使っているのが一般的です。ただ、ガルバリウム鋼板でも海沿いなどでは塩害による錆び被害が生じることがあります。
そこで重要なことが、塗装により、金属素材を保護することです。
塗装により、金属素材が外気に触れない状態を維持すれば、錆びることはありませんし、半永久的に屋根や外壁を維持することも可能です。
錆が深刻化すると、金属素材が脆くなるだけでなく、穴が開いてしまうなど、塗装だけではメンテナンスできない状態になってしまいます。
ひび割れが生じている
外壁はひび割れが生じることがあります。特にひび割れが生じやすい素材がモルタル外壁です。
外壁にひび割れが生じる原因は、道路に車などが通ることによる振動、ドアや窓の開け閉めによる振動、地震など様々です。
モルタル外壁の場合は、経年劣化により、ひび割れが生じるのは避けられないことが多いです。
ひび割れは、幅が0.3mm以上かどうかにより至急対処すべきか、様子を見てよいかが異なります。
幅が0.3mm未満の場合は、ヘアークラックと言い、様子を見ても問題ないひび割れです。
目を凝らしてみれば外壁にひび割れがあることが分かるという程度の目立たないひび割れです。
幅が0.3mm以上の場合は、構造クラックと言い、その隙間から雨水が浸入するなどして内部での雨漏りにつながるリスクが大きい状態になります。
パッと見ただけでもひび割れがあることが分かる状態だと、構造クラックになっている可能性があるので、早めに修理を依頼すべきです。
木部の塗膜に剥がれが生じている
杉板外壁などの天然の木材を利用していなくても、屋根や外壁の一部に、木材が使われていることがあります。
代表的なのは、屋根の側面の破風板、鼻隠しと呼ばれる部分です。
破風板、鼻隠しが木材でできている場合は、塗装により、木部が腐ることを防いでいます。
木部の塗膜が劣化すると、塗膜が剥がれるだけでなく。木部自体が腐ってぼろぼろの状態になってしまうことがあります。
見た目が悪いだけでなく、建物内部への深刻なダメージにつながることもあります。
そのため、木部の塗膜の剥がれが確認できた時は、早めにメンテナンスを行う必要があります。
屋根、外壁のチェックが難しい場合の対処方法
屋根、外壁をチェックしたくても、難しいこともあると思います。特に外壁の2階部分、屋根の部分は一般の方では、直接確認できないことも多いものです。
そんな時は、無理せずに、屋根、外壁の修理業者や塗装業者に点検を依頼してください。
塗装業者へ依頼すれば、塗装によるメンテナンスで対処できるかどうかという観点から、屋根、外壁の状態を確認します。
いきなり、屋根、外壁を交換しましょうといった大掛かりなリフォーム工事を提案することはありません。
その意味でも、屋根、外壁の点検は、まず、塗装業者に依頼すべきなのです。
まとめ
築15年を超えたら、屋根や外壁の塗膜が劣化し、様々な劣化症状が生じてきます。
この記事で紹介したような劣化症状が確認された場合は、早めにメンテナンスを依頼してください。
初期症状の段階ならば、塗装工事によるメンテナンスだけで対処できることが多いです。
良彩建装は、富田林市、河内長野市を中心に大阪府、奈良県で、外壁塗装、屋根塗装、雨漏り修理工事を承っています。
屋根や外壁の劣化状態に関してお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
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